IT系コンテストの調査
ITコンテストについて
今日はIT系のコンテストについて調べていきたいと思います
IT創薬コンテスト:「コンピュータで薬のタネを創る」
目的
「薬を一つ創る」、このためには十数年に渡る期間と一千億円以上に及ぶ膨大な費用が必要であり、加えて近年はこの研究開発費がますます増加しています。そのため、創薬のための新しい技術が世界的に模索されており、こうした中で、コンピュータを利用した効率的な創薬方法(IT創薬)に高い関心が寄せられています。
対象者
- 化合物を評価するために用いた手法を英語または日本語で記述し、提案化合物IDと併せて提出すること。
再現実験が可能なように正確に手法を記述して下さい。ただし、計算プログラムを用いた場合は、その実行時の設定や詳細が記述してあれば、プログラムのソースコードの提出は不要です。また、計算ではなく目視など経験に基づく手法によって評価を行った場合は、その旨と用いた評価基準を記述して下さい。
- 提出した予測手法、結果とそれに対するアッセイ結果が、公開されることに同意すること(2016年10月頃の公開を見込んでいます)。
- 結果は論文にまとめられ学術雑誌に投稿される予定ですが、その際に執筆にご協力いただけること(匿名で参加された場合は、論文上では本名を掲載するか著者リストから外すかのいずれかをお選びいただきます)。通常は用いた手法について英文数百wordsを目安にご執筆を依頼しています。
上記の項目に同意することが出来る人は誰でもコンテストの参加が認められて
おり、匿名でも参加できます
賞金
特に記載されていません
入賞作品
グランプリNEC賞
機械学習アルゴリズムRandomForestによるヒトc-Yesキナーゼ阻害剤のバーチャルスクリーニング
チロシンキナーゼの一種であるヒトc-Yesに対する阻害剤の探索をするために、オープンソース・ライブラリを利用したPythonによる化学技術計算を行ってくれます
感想
薬に携わる人がIT技術を学ぶことでこれからの薬学を豊かにしていく目的でこのコンテストは開催されているので、勝敗が大事なのではなくコンテスト参加者の経験を積ませることを第一に運営されています
コンテストを参加する目的はほとんどは優勝したいからという人が多いと思うので最初は驚きましたが、勝敗をつけることを目的にしていないとわかると参加者に年齢制限を設けないのも色々な年代との交流をはかれるようにしたのかなと感じました
自分たちがいま学んでいるIT技術が少しでも医療に貢献できるように、これからも励みたいと思います